「うちの子にプログラミングって向いているのかな?」
「興味はあるみたいだけど、続けられるか心配…」
そんなふうに悩んでいませんか?
最近、小学校でもプログラミングが授業に取り入れられたり、習い事として人気が出たりしています。でも、すべての子がプログラミングを好きになるわけではありませんし、向き・不向きも気になりますよね。
実は、プログラミングの適性は「パソコンが得意」や「数学が好き」だけでは決まりません。遊びの中でのちょっとした行動や、普段の会話の中からも、その子がプログラミングに向いているかどうかを知るヒントがあるんです!
この記事では、子どもの適性を見極めるポイントを、小学生でもわかる言葉でやさしく解説します。お子さんに合った学び方を見つける手助けになるかもしれませんよ!
プログラミングに向いている子の特徴とは?
プログラミングは、「コードを書く技術」だけではなく、考え方や物事の捉え方が大切です。以下のような特徴がある子は、プログラミングに向いているかもしれません。
好奇心が強い
「これどうやって動いてるの?」
「なんでこうなるの?」
こんなふうに、身の回りのものに興味を持ち、理由を知りたがる子はプログラミングの適性があります。プログラミングは、「どうすれば思い通りに動かせるか?」を考える作業なので、好奇心が強い子ほど楽しめることが多いです。
試行錯誤を楽しめる
プログラミングでは、一度で正しく動くことはほとんどありません。うまくいかないときに、「なんで動かないんだろう?」と考え、何度も試して解決策を見つけられる子は、プログラミングに向いています。
「失敗してもすぐに諦めず、いろいろ試すのが好きかどうか?」が、一つの見極めポイントになります。
組み立て遊びやパズルが好き
プログラミングは「論理的に考えて組み立てる」ことが大事です。そのため、ブロック遊びやパズルが好きな子はプログラミングと相性が良いと言われています。
例えば、
• レゴや積み木で遊ぶのが好き
• パズルを完成させるのが好き
• 迷路やなぞなぞを解くのが好き
こういった遊びが得意な子は、プログラミングの考え方を自然と身につけやすいです。
ルールを作るのが好き
「自分でルールを決めるのが好き!」という子もプログラミングに向いています。例えば、
• おままごとやごっこ遊びで細かいルールを作る
• トランプやカードゲームのオリジナルルールを考える
• 「もし○○だったら△△する」というような条件を決めるのが得意
プログラミングも、「このボタンを押したらキャラクターが動く」といったルールを作ることが基本なので、自然と楽しめることが多いです。
プログラミングにあまり興味を示さない子の特徴は?
反対に、以下のような特徴がある場合は、無理にプログラミングを始めさせるよりも、ほかの興味のある分野を伸ばしてあげたほうが良いかもしれません。
画面の前でじっとしているのが苦手
プログラミングは、パソコンやタブレットを使うことが多いので、じっくり考えるのが苦手な子には向かないこともあります。
ただし、Scratchのような「動かしながら学べるツール」や、「ロボットプログラミング」など、体を動かしながら学べる方法なら、楽しく学べる可能性もあります。
失敗を極端に嫌う
プログラミングでは、試行錯誤を繰り返すことが当たり前です。しかし、「間違えるのが怖い」「失敗するとすぐにやる気をなくす」という子は、プログラミングがストレスになってしまうことも。
そんなときは、ゲーム感覚で学べるプログラミング教材を使ってみると、抵抗が少なくなることもあります。
プログラミング適性をチェックする方法
「うちの子に向いているか、試してみたい!」という方は、以下の方法でお子さんの適性をチェックしてみましょう。
無料のプログラミングツールを試す
Scratch(スクラッチ) や コードモンキー など、小学生向けの無料プログラミング教材を試してみるのがおすすめです。最初の反応を見て、楽しそうに取り組んでいるかをチェックしてみましょう。
ロボットプログラミングで遊んでみる
ロボットを動かして学ぶ「LEGO WeDo」や「micro:bit」などは、手を動かしながら学べるので、画面の前でじっとするのが苦手な子でも楽しめることが多いです。
プログラミング的思考を伸ばす遊びをする
日常生活の中でも、「もし○○だったらどうする?」といったルール作りを考えたり、簡単な迷路やパズルで遊んだりするだけでも、プログラミングの適性を見極めるヒントになります。
まとめ
プログラミングの適性は、「パソコンが得意かどうか」ではなく、考え方や遊びの好みによって決まることが多いです。好奇心が強く、試行錯誤を楽しめる子は、プログラミングと相性が良いでしょう。
一方で、じっとしているのが苦手な子や、失敗を極端に嫌う子は、学び方を工夫する必要があります。まずは無料のツールを使って、お子さんが興味を持つかどうか試してみるのがおすすめです。
「向いているかどうか」よりも、「楽しめるかどうか」を大切にしながら、お子さんの興味を引き出してあげましょう!
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